カラダと地球のために!プラントベース食品の選び方。シリコンバレーとスウェーデンからリアルなサステナブルな食事をお届け。


おはようございます。今井みさこです。Better Life Artist(現:ゴキゲンらぼ) のPodcastは、「あなたのゴキゲンが世界をサスティナブルにする」をテーマにさまざまな分野のゲストにお招きし、あなたの生活がより健やかになるノウハウをお届けする番組です。


今回は、スウェーデン在住のサステナブルYouTuberココちゃんと一緒に、カラダと地球のためにプラントベース食品の選び方!シリコンバレーとスウェーデンからリアルなサステナブルな食事を届けします。

この記事と同時にPodcastも配信しています。そちらも一緒にお楽しみください。




ココ
スウェーデン在住6年。サステナブルライフに興味を持ち始めて、YouTubeやInstagramで北欧から発信。現在北欧デザインの会社でマーケティングを担当。第一子を授かり現在育休中。  
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今井みさこ
シリコンバレー在住。一児の母。星海社、MEGES.を経て独立。あなたの心とカラダをゴキゲンにするノウハウをお届けするメディア「ゴキゲンらぼ」(「ゴキゲンらぼ」をいう素敵な名前を思いついて、Better Life Artistからサイト名を変更しました。)運営。毎月季節と文化に合わせたサステナブルなライフスタイルを提案する企画#サステナ部やお坊さんにお悩み相談「ゴキゲンてらす」が大人気!
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今井みさこ(以下・み):「今回のテーマはプラントベースということで、プラントベースや食事に関するサステナブルなキーワードを知らない人もいるかと思うので説明します」


プラントベース:植物由来の食事を中心とした食生活のこと。

ヴィーガン:卵やチーズ、魚などを含む動物由来のものを一切口にしない人のことを指すの。さらに動物製品も買わないライフスタイルも含まれています。

ワナヴィーガン:ビーガンな選択に興味がある人、ヴィーガンになりたい人のことを指します。動物性よりも植物性を好んでいたり、プラントベースを意識している人のことです。

ベジタリアン:聞いたことがある人も多いかな。肉を食べない菜食主義者のことです。
フレキシタリアン は“flexible”(柔軟性) と“vegetarian”(ベジタリアン)を組み合わせた造語。基本は植物性食品が中心だけど、時には肉や魚も食べるという柔軟なベジタリアンスタイルを取る人のことです。

:「さまざまなフードアイデンティティが増える中で、それに合わせたプラントベース食品も増えているのでSDGs上位国スウェーデンと世界屈指のサステナブルシティー、シリコンバレーのライフスタイルを紹介しながら、実際にどういう食事を楽しんでいるのかお話できたらいいなと思っているよ

ココちゃんが、プラントベースに興味をもったきっかけはなに?」


プラントベースを選ぶことで温室効果ガスの排出量を抑えたい

ココ(以下・コ):「きっかけはサステナブルな暮らし方や環境危機を調べて、温室効果ガスの排出量を抑えたいと思ったからです。普段の食事から、お肉の消費量を減らしたいと考え、プラントベースの食事を意識してたらどんどん興味を持っていっていきました。スーパーマーケットに行くたびに新しい商品でてる!面白そう!とプラントベース食品を生活に取り入れることが楽しくて。

私の食生活をさっきの言葉に当てはめるなら、ワナヴィーガンとフレキシタリアンあたり。お肉とお魚は食べないけど卵と魚出汁、ハチミツあたりはまだ食べてる。お肉とお魚は自然と欲しいと思わなくなったんだよね。でも、お友達のおうちで肉や魚を振る舞われたら拒否するんじゃなくて、大切にいただくよ。選べるならプラントベースを選ぶけど、絶対にお肉反対!お魚食べない!っていうわけじゃない。



*COCOおすすめの番組ゲームチェンジャー: スポーツ栄養学の真実 | Netflix

あとゲームチェンジャーっていうネットフリックスオのドキュメンタリーを見て、影響を受けたよ。トップアスリートがベストパフォーマンスのためにプラントベースで体つくりをしてるっていうのをみて、面白い!って思った。みさこちゃんは?どうして興味を持った?」


:「わたしは、シリコンバレーのスーパーマーケットにプラントベース食品の商品数が日に日に増えていっているのを体感していて、なにこれ!?という好奇心から興味をもったの。そのあとに、イリノイ大学のIntroduction to Sustainabilityという授業の中で世界水不足、食料不足、地球温暖化についての課題について考えるときに、家畜についても学びました。家畜からでる温室効果ガスやメタンガスのこと、使用する水の量が多いことや土壌汚染のことなど環境負荷があることを知りました。そういった課題解決に対して、わたしができることの一つが食生活を見直すことです。プラントベース食品は、人類がサステナブルな(持続可能な発展)のために、努力している企業が多く、パッケージからもメッセージが書いてあります。そのメッセージにも共感して、わたしも生活にプラントベースを取り入れたいと思うようになりました。

ココちゃんは生活の中でプラントベースをどのように楽しんでる?」


コ:「スーパーに並ぶ新しい商品を試したり、基本に帰って野菜の調理法を調べたりってのが多いかな。朝はオーツ麦でできたオーツミルクを愛飲しているよ。コーヒーに入れたり、オートミールに入れたりして毎日食べてる!私は数あるオーツミルクの中でもオートリーの味が好きなの!オートリーはスウェーデンのブランドで、コーヒーラテ用のオートミルクも作っていて、10年前くらいからスウェーデンのカフェに浸透したんだよね。最近はアイスクリームや、ヨーグルトなどの商品展開もしていてバラエティーに富んでいる!




*COCOがおすすめするOatly I the Original Oat Drink Company

日本でもさまざまな種類のオーツミルク出てきてるみたいですね。日本の両親がコストコにオートリーを見つけたよ!って教えてくれたんだけど、日本で1000円くらいするのかな?スウェーデンでは一本20KR(250円くらい)です。この企業のインタビューで『牛乳よりも安い値段まで下げて誰もが普通に飲める価格帯まで落としたい』っていうことを言ってたから、日本でも買える値段になるといいなと思っているよ。







*スウェーデンのスーパーマーケットに並ぶプラントベースのタンパク質

あとは大豆ベースやグリーンピースベースのものがたくさん売っていて、わたしはソーセージとかひき肉状になったものとかを使うことが多いかな。昨日もちょうどグリーンピースベースのひき肉と卵とほうれん草で3食丼を作ったよ!これは簡単に作れるよ。」




ココの三色丼レシピ
材料:卵、オーツミルク、プラントベースのタンパク質、醤油、三温糖、にんにく、ほうれん草(お好みでマヨネーズやコチュジャン)
作り方:炒り卵作って(オートリーをちょっと入れるのがポイント)、あとそのプラントベースのタンパク質を醤油と三温糖とニンニクで甘辛に味付けて、茹でたほうれん草にお醤油少しかけてご飯に載せるだけ。物足りない人はマヨネーズとかコチュジャンかけても美味しい!

あとは、日本の食材も最高に使い勝手がいいなあと思っているんだ!

例えば、なすを多めの油で焼き上げて、お醤油と砂糖にとろみをつけて作った照り焼きソースをかけて刻んだネギとごまをかけたら、ご飯が進むとっても美味しい一品になるの。昔だったら麻婆茄子みたいにお肉を入れたりしてたけど、なすだけでもかなり美味しい!


最近好きな日本の食材はお麩!お麩って、プラントベースですごく使い勝手が良くて美味しい!

煮物にしたり、あげて酢豚風にしたり、親子丼風にするとすごく美味しいの。乾燥したお麩をお湯で戻して、油であげるとしっかりとしたボリュームが出るんだよね。すでに揚げてあるお麩もあるからそれも便利。卵を食べる人は、戻したお麩と玉ねぎを親子丼風に、お醤油とお出汁とお砂糖でさっと煮て、そこに卵を流し入れてご飯にかけると、ご飯が進むよ!

時々、日本の家族が支援物資(食品)を送ってくれるんだけど、お麩を入れてもらってから、何度もリピートしてる!」


家族でプラントベースな食事を実践!

:「素敵だね!わたしたちの食生活は、どのカテゴリーにも属していないかも。普通にお肉も食べるけど、プラントベースな食事も取り入れたいと思っている感じ。


わたしも、オートミルク大好きで牛乳よりも、オートミルクのほうが飲んでいるよ。娘も大好きで牛乳よりも便秘になりにくいからあげるようにもしてる。そして、オートミルクの中でもオートリ−が一番美味しい!



*サンフランシスコ発のプラントベース卵液「just egg」

これは、プラントベースの卵液「Just egg」をたまに買うよ。これは豆からできた卵液で、とろとろした黄色い液体になっているの。そのまま焼いて、卵焼きにもできるけど、わたしはパンケーキをつくるときに使うことが多いよ。



*2歳の娘とパンケーキ作りの様子by今井みさこ

昨日、パンケーキを娘と一緒に作ったよ。プラントベースについて話しながら、つくる時間を過ごすのもいいアイディアだよね。



*アンパンマンのヴィーガンパンケーキ!お利口さんに撮影している間待っていてくれる娘の手が可愛いw
みさみさのヴィーガンパンケーキレシピ
材料:小麦粉100グラム、ベーキングパウダー5g、砂糖20g、プラントベースの卵液60cc、オートミルク(牛乳の代わり)100cc、ココナッツオイル(バターの代わり)30g程度
レシピ:小麦粉とベーキングパウダー、砂糖をまぜて、そこにプラントベース卵液、オートミルク、ココナッツオイルなどを混ぜて、ココナッツオイルをひいたフライパンで焼くだけ!

アンパンマンの顔を作ってあげたらもりもり全部食べたよ!

そして、パンケーキにかけるのは、はちみつとジャム。両方とも地元のものを買うようにしているよ。移動距離が少ないから、移動の際にでる温室効果ガスの排出が抑えられてエコだし、地元の経済を応援することにも繋がるからサステナブルなアイディアなんだ。



*Targetで購入したプラントベースのチキンナゲット

あと我が家の定番メニューが、プラントベースのチキンナゲット。

シリコンバレーのスーパーマーケットではプラントベースのチキンナゲット、さまざまな種類が販売されるようになって、価格も安くなってきているよ。

今回はターゲットという日本でいうイオン的な大衆的なスーパー兼ドラッグストアのお店で購入したもの。

これは大豆と小麦粉でつくられていて約12こくらい入って4ドル、400円くらいです。

娘も大好きでお弁当の定番メニューです。プラントベースのチキンナゲットはどれを買ってもおいしいので、まずプラントベースを試してみたい人にはおすすめです。



*2歳の娘のヴィーガンでゼロ・ウェイストなお弁当by今井みさこ

プラントベースのチキンナゲットは娘のお弁当によく使っているよ。たまに全てプラントベース食材でつくられているヴィーガン弁当もつくることがあるよ。日本のお弁当ってアメリカでは憧れの存在。日本人ってすごい!と言ってもらえる、習慣なんだよ。今回のメニューは、プラントベースのチキンナゲット、豆腐ときのこ野菜の炒めもの、セロリの醤油漬け、黒ごまと塩の雑穀米おにぎり!」


:「すっごく美味しそう!!!」


:「シリコンバレーで、プラントベースな食事を考えるときに日本食を参考にしている。

プラントベースと聞くとなんだか遠いものだと感じると思うけど、日本の食事ってサステナブルなアイディアがたくさん詰まっているんだ!

シリコンバレーのプラントベース食品のコーナーにいくと、大豆のお肉のほかに、豆腐、納豆、こんにゃくなども売っていて、日本の食事によくでてくるものがおいてあって、日本食ってサステナブルな食事なんだ!と気付かされる。がんもどきなんてまさにそう、名前がお肉に似たものだもんね。大豆のお肉が発売される前から、日本では大豆からお肉に似たものを作って食べていたの。おもしろいよね。

ココちゃんもお麩を紹介してくれたけど、プラントベースと日本食について感じることはある?」


:「あるある!日本の精進料理はお肉、お魚、卵を使わないよね。仏教に基づいた食事で、シンプルだけど栄養たっぷりのイメージ。

日本料理って納豆とかお豆腐もそうだし、漬物も、梅干しも、発酵食品も深い味わいとか旨味を出すの、とっても上手だよね。お出汁も昆布とか椎茸で取れるし、季節の野菜とかを上手に使って満たされる味を作り出してる。ほんと勉強になる。我が家で煮物を作るときは鶏肉じゃなくて高野豆腐を使うんだけどしっかり味が染みて美味しいんだよね」


シリコンバレーでは、フードテックがアツい!!

:「シリコンバレーでは、サステナブルを考えるときに日本の食事や精神が注目されているんだよね。

シリコンバレーに住んでいると、これからプラントベースだったりサステナブルを意識した食事が普通になっていくと確信できる。

その中でわたしが注目しているのは、「培養肉」バイオ技術でお肉からお肉を培養するもの。ラボでお肉を生産するスタートアップに注目しているの。なぜ注目しているかというとその分野のスタートアップの成長率がすごい!!

2015年培養肉をつくるのに1キロあたり2.3ビリオン2300億超えの製造コストがかかっていたの。2018年には40k、2019年80ドル(8000円ほど)、2020年は22ドル(2200円ほど)。この5年で製造コスト1万倍安くなった。このペースでいくと、数年でわたしたちが買えるようになる予想をしているんだ。牧場で育てるお肉のほうが値段が上がっていく可能性があるよね。なぜなら、家畜から出る地球温暖化の影響を考えたときに、家畜産業のビジネスモデルと育て方を変える必要があるから、このまま安く大量につくる方法ではなくなるとわたしは考えているの。だから、ここ数年で大豆のお肉でもなくて「培養肉」が安くおいしく食べれる選択肢になることで、サステナブルは加速しそうだなと感じてる。


ココちゃんは注目している技術だったり、ブランドはある?」


:「私たちの食生活を見直す時期なんだよね。それがスタンダードになっていくと思う。地球規模で考えたときに人類がどうやってタンパク質や栄養を取るかっていうのが課題だからプラントベースだけじゃなくて昆虫食とかラボミート(ラボラトリーで作られたお肉)とかも興味あるんだ!みさこちゃんも紹介してくれたけど、わたしもフードテックに注目しているよ!


前フィンランドの会社で昆虫入り(コオロギ)のパンを一時期売ってたんだけど時代が追いつかなかったのか今は生産停止中みたい。

みさこちゃんも話してくれた、研究所でタンパク質を培養してお肉を作る会社も出ているみたいだから、そういうのも選択肢の中に入ってくるだろうなあって。

従来のわざわざ家畜の餌を育てて、動物を殺して、食べられるように切って、っていうプロセスはものすごいエネルギーとCO2とかメタンガスの排出、それから土地が必要でアマゾンの森林を切り倒してっていう背景があるから、世界の人口を賄う分、それよりも効率よくサステナブルにタンパク質を供給できるなら面白いなって思う。


さっきも話したけど食生活を一気に変えて、食べるもの全てプラントベースにっていうのは難しいと思うけど、週に一回とか2回だけプラントベースの食事にしてみるとか、美味しいプラントベースとかベジタリアンのレストランに行ってみるとかっていうのなら楽しみながらできると思うからおすすめ。ぜひ日本の美味しいレストランとか美味しい調理法とかがあればコメントで教えて欲しいな!」


:「そうだね!プラントベースというのを意識して生活してみるとスーパーマーケットで目に入るものが変わってくると思うから、新しい選択肢をもらったと考えて、楽しくチャレンジできるタイミングでやってみればいいと思うな。ぜひ、ココで話した以外のアイディアやあなたが興味があることをコメントで教えて下さい!」



本日はここまで。お相手は今井みさことココでした。



ココちゃんのYouTubeで聴くラジオを公開中







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